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Trick or treat.

2010年7月30日 nnkkr | | コメント(0) | トラックバック(0)

今年も2種類のカボチャを植えた。
ひとつはいつもの、もうひとつはバターナッツカボチャ。
バターナッツ(東洋カボチャ)は初めて蒔いた。
春先に新宿御苑に来ていた種屋さんのおじさんと話していて
イタリアの野菜の種についていろいろと話を聞いた。
「バターナッツ」のようなカボチャがあると聞いたときは
どうしても蒔きたくなった。
おいしそう!
私は知らなかったのだが欧米では人気の品種で
ナッツのような味わいのサツマイモにも似た風味のカボチャで
潰してスープにしたり、焼き菓子
パンやマフィンの生地に混ぜ込んで利用されるそうだ。
メリハリのない瓢箪のような細長い形をしていて
クリーム色の表皮になるようだ。
蒔いた時期が少し遅かったのでまだ花はつけていないが
極めて元気に大きな葉をつけている。
葉脈が白いのが特徴だ。

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いつものカボチャはいつものように山の畑に蒔いてある。
すでに花と小さな実をつけ
雑草につかまりながら伸び伸びとどこまでも前進している。

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カボチャの実が焼けないように
葉の帽子をかぶせている父。

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小さなカエルが葉から葉へ。

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八人八色

2010年7月26日 nnkkr | | コメント(0) | トラックバック(0)

ひさしぶりに新潟へ。
野菜たちはすっかり成長して風に揺られている。
そろそろ食べ頃だ。

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今年は長雨でハーブ類の発芽率が低く
いくつかあきらめるものもあった。
だが無事に発芽できたものは
その後の日照りで大きく挽回した。
今度はあまりに暑い日が続くので
もう少し雨が降って欲しいほどだ。
一見カラカラに見える畑の土も
少し手で掘ってみると湿った濃い色の土が出てくる。
夜露を地の奥深くに貯め込み
野菜たちの細い根が僅かずつ吸い上げている。
その瑞々しい野菜の葉や茎を狙って
虫たちが葉の陰に潜んでいる。
-
あまりに暑いこの八海山の麓はスイカの産地でもある。
八色(やいろ)スイカという名前。
車を走らせていると田んぼの合間のそこここにスイカ畑がある。
このあたりのカラスはスイカがおいしいことをよく知っていて
空の上から常に狙っている。
カラスが突っついたスイカのおこぼれを狙って
スズメが群がってくる。
畑の端には真っ赤な果肉を見せたスイカが
ゴロゴロと転がっている。
-
山の畑でのスイカ作りは今年はあきらめた。
昨年、山のタヌキの餌食になったからだ。
畑のまわりにぐるりネットを張り
空からの攻撃にも備えて糸も張ったが
タヌキの家族がおそらく総出で食べに来たのだ。
ネットには見事に穴があき
スイカをネットの外まで運んだ形跡があった。
おそらく子供達をネットの外で待たせ
親タヌキが慎重にスイカを運んだのだろう。
おいしくなる日がわかっていて
その日の前夜にやって来たのだ。
一度この畑のこの味を覚えられるともう打つ手はない。
隣村の山の麓では山サルがスイカを食べに来るそうだ。
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道端には無人スイカ販売所がある。
たくさんのスイカを叩いて選び小銭をおいて持ち帰る。
父と母と私でペロリと1個、は、ちょっと無理だった。
食べ切れない分は隣のうちの子におすそわけ。

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緑の光線

2010年7月22日 nnkkr | | コメント(0) | トラックバック(0)

石垣島で緑色に光る太陽が撮影されたそうだ。
あの映画のように。
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妹からのメールで
石垣島の海と空の写真がちょうど届いた偶然に驚く。
そして母からは
ボストン郊外の湖の朝焼けの写真が届く。

河太郎

2010年7月16日 nnkkr | | コメント(0) | トラックバック(0)

諸事情で今年は新潟へ戻る頻度が少ないので
現在初夏の野菜を新宿に送ってもらって食べている。
とりわけキュウリがなぜかとてもおいしい。
調理しなくても気軽にポリポリとかじれるところがいい。
最初のうちはそば味噌をつけたり、塩をかけたり、醤油をつけたり
オリーブオイルやごま油+酢をかけてみたり
マヨネーズつけたり、チーズのせたり、しそで巻いたり
砂糖つけたり、きなこかけたり...いろいろ味付けをしていたが
結局何もつけないで食べるのが一番気に入った。
ほとんど水がわりに数本かじる。
カフェインが苦手なので
麦茶、ほうじ茶、番茶、ハーブティを
ローテーションして飲んでいたのだが
最近はそれさえも受け付けず水か白湯ばかり飲んでいた。
キュウリという味の変化がついて嬉しい。
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カッパはキュウリと尻小玉が好き。
キュウリは水神へのお供え物として
川に流す風習が残っていることからなんとなく結びつくが
尻小玉は何で好むのだろう。
遠野の物語によると、その昔大工は人手が足りないと藁人形をこしらえて
魂を吹き込んで手伝わせ、建物が完成すると人形を川に捨ててしまう。
その時、人形が何を食べていけばいいんだと大工の棟梁に聞いた。
棟梁が人間の尻小玉でも食えといったそうな。
そしたらその人形が河童になって尻小玉を食べるようになったとか。
おいしいんですかねぇ。

水の容器

2010年7月 6日 nnkkr | | コメント(0) | トラックバック(0)

1-2年前にアジサイの葉を食べて
中毒を起こしたというニュースを見た。
アジサイには毒があるのだということを知った。
天ぷらにでもするとおいしそうなのだけれど。
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アジサイは日本原産の花で
例のオランダ人のふりしたドイツ人・シーボルトが
『日本植物誌』で「オタクサ」という名前で紹介している。
オタクサ?
牧野富太郎によると日本では「オタクサ」という名称で呼ばれた記録はなく
シーボルトのお妾・お滝さんの名前を
彼が密かに潜ませたのではないかと推測している。
シーボルトはアジサイを愛でていたのだろうか。
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オランダのライデンにシーボルト・ハウスがある。
彼が数年間住んでいた古い建物を
在蘭日本人建築家・吉良森子さんが改装した
とても美しく静謐な博物館だ。
そこには日本で収集した植物や動物、化石、地図
そしてありとあらゆるものを収蔵している。
展示されているのはごく一部なのだが
整然とならんだキラキラしたガラスケースに
ところ狭しと収集品が並べられ
こんなものまで遙か遠いこの地まで持って帰ったのかと
彼の蒐集癖に脱帽だ。
いつまでみていても飽きることがない。
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ライデンの町は小さく、静かで、時間がゆったりとしている。
シーボルト・ハウスはカナル沿いにあり
近くには彼の持ち帰ったアジサイが現在も花を咲かせているという。
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若狭野天満神社には紫陽花のお守りがある。
6のつく日に軒下に吊しておくと
厄除けになるのだ。